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外反母趾と腰痛の関係

2014.09.15

ハイヒールに慣れない人がヒールを履くと、15分~60分以内で痛くなる方が多いそうです。
社会人になってからハイヒールで通勤する女性は、勤務先に替え靴を置くなどで帰宅するまで履き続ける事のない対策が必要です。
足の痛みは、踵が高い事で爪先寄りに重心がかかるのが原因で起こります。 特に先の細い靴は、親指と小指が内側に圧迫された状態になり、踵が高いと足が爪先よりに滑るため、さらに圧迫が強まり外反母趾や内反小趾になるのです。
これも、軽度のうちは改善可能ですが、重症になると第2趾が脱臼して、靴を履いた時に接触する箇所に痛みや腫れが生じて、場合によっては手術が必要になります。
また、二次的な障害で腰痛が現れる事もあります。 これは、重心のかけ方が変わるためです。
そうならない為には、足指を広げるグッズを使用したり、足指でタオルをたぐりよせる運動(タオルギャザー)やグーパー運動をやるようにしましょう。
また、ハイヒールはつま先立ちと同じ姿勢なので、アキレス腱が短縮し、事務職の方は長時間の座り姿勢で腸腰筋が硬くなります。
両者が重なると反り腰になります。女性の腰痛の大半は反り腰です。 空時間に階段などの段差を利用してアキレス腱を伸ばす事も予防策になります。
腸腰筋を伸ばすには、片足を大きく踏み出した前屈姿勢をとり後ろ足の股関節前面をストレッチさせます。
この時、注意するのは身体を起こして行うと腰が反ってしまうので、上体は前に倒したまま行います。また、ハイヒールに慣れない人は、足をくじいて捻挫する事があります。
捻挫をすると痛みをかばって腰痛になる例は多々見受けられます。これらは、現在の事でなくても、若い時にハイヒールを履いていれば同様です。

ここまでいうと、ハイヒールがいけないイメージになりますが、適切なサイズ合わせと普段の心がけで、これらは防げますのでオシャレには気をつけましょう。
また、痛みは関節調整で9割は改善できますので、悪化するまで放置しない事です!

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